お子さんが少年野球チームに入ったお母さんのための話 その3「最初に何を用意すればいいの?」

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少年野球で用意する道具やユニフォームなど

 息子さんや娘さんが「少年野球チームに入りたい」と言ったら、心配になるのは、何を用意すればいいの? っていうことではないでしょうか。

 もちろん、地元の少年野球チームの監督さんやコーチ、先輩のお母さん、お父さんに聞けば、ある程度は教えてくれると思いますし、もしかするとグローブやバット、お古のユニフォームなどを貸してくれたり、譲ってくれることもあるので、まずはチームの関係者や監督、コーチ、先輩お母さん等に聞いてみてください。

 お母さんは野球をやったことがない方が大半だと思うので、なんとなく「野球は用意しないといけない道具が多そう…」と思っているけど、具体的に何が要るのか要らないのかはわからないお母さんも多いと思うので、そのあたりを丁寧に説明したいと思います。

 まず、ユニフォームまわりの説明から、していきますね。

ユニフォームの各部の名称など

 グローブやバットの道具以外に、野球選手が身に着けるものとしては、上記のような服や装着物があります(写真には写っていませんが、帽子も必要です!)。

 が、試合に出るのに必要なものや、低学年では必要ないもの、あるいはチームに入ってから相談した方がいいものなどがあるので、そのあたりを以下の表にまとめました。

用具類必要か?概要・説明
ヘルメット×概ね、チームが用意しています。在籍中はチームから借りて使うことが多いです。買う必要はないです。(※中・高でも部で所有していることが多いです)
帽子試合用はマークや色を揃えたもの、です。なので、公式戦に出るには試合用の帽子を持っている必要があります。練習用は無地の白の帽子でもOKです。フライを取る際、まぶしいと困るので、練習用でも帽子(ベースボールキャップ)はあった方がよいです。試合用の帽子は、ユニフォーム一式を購入する際にはセットで買うことが多いので、チームに入ってから相談してください。余ってるもの(卒団した子のお古など)がある場合もあります。
手袋(バッティンググローブ)×これは、最初から買う必要はないです。バッティング練習の数をこなす場合、必要になってくるかもしれませんが、素手の方がいい子もいるので、野球がある程度できるようになって、必要そうだったら買ってあげてください(素振りを熱心にやって手に豆ができてる子には、むしろご褒美に買ってあげてほしいくらいです!)。片手用と、両手用のものがあります。
ユニフォーム(上)試合用・練習用があります。練習用は無地の白が多く、値段も安いです。試合用は、チームでまとめて購入したり、決まったデザインのものを買う必要があるので、チームに入ってからの相談になります。チームによって、卒団した選手や、在籍中のお子さんのお兄ちゃんがのお古がある等、お母さんネットワークで解決する場合もあり、譲ってもらえたり、借りれることもあります。
ユニフォーム(下)こちらも、試合用・練習用がありますが、下は無地の白で練習用と変わらないチームもあります。こちらも、試合用を買う場合は、上下セットのこともある(帽子、ベルト、ストッキングもセットのことが多いです)ので、確認してください。お下がり等が回ってくることもあるので(特に練習用は複数あっても困ることはないので)、相談してみてください。
アンダーシャツこちらも、試合用はカラーが決まっているので、チームで決められたものを買う必要がある場合があります。が、黒、紺、白などの市販のものでOKの場合もあります。やはり、チームに入ってから、そのチームの事情を聞いて、確認してください。また、夏用・冬用はかなり違います(夏は通気性が高く、冬は保温性が高いものがよいです)。半袖、長袖もあります。また、1日練習する場合は、汗を書いたら、着替える場合もあるので、何枚かあった方がよいです。低学年の場合は、丸1日練習することはないと思うので、様子を見て必要があれば増やせばよいです。
ベルトベルトも、試合用は、ユニフォームとセットのカラーであることが多いので、まとめてユニフォーム一式として買うことになる場合が多いです。が、黒、紺などの市販のものでOKの場合もあります。こちらもチームに入ってから、確認してください。
ストッキングこちらも、試合用は、ユニフォームとセットのカラーであることが多いので、ユニフォーム一式に含まれる場合が多いですが、黒、紺などの市販のものでOKの場合もあります。やはり、こちらもチ―ムに入ってから、確認してください。
アンダーストッキング(ソックス)ストッキング(色付き)の下に履く、丈夫で長い(膝上まである)白い靴下です。汚れるので、何足分かセットで必要かもしれません。こちらは、概ね練習用も試合用も同じ白でOKのことが多いです。(※後述しますが、「ストッキング止め」もあった方がよいです)※なお、低学年用では、ストッキングとアンダーストッキングが一体化したもの(ストッキングの柄が描かれたソックス)も売られていたりします。低学年生はこれでもOKだと思います。
スパイク(トレーニングシューズ)スパイクも、じつは試合用は、特に公式戦では、色などがルールで決められていることがあるので、地域や団体、大会の主催者によって違うことがあります。なので、スパイクもチームに入ってから、そのあたりを確認して、購入した方がよいです(買う場合は、黒の一色のものが無難です)。また、最初はトレーニングシューズ(トレシュー)を買うのが無難です。トレシューもグランド外やランニング等で使います。あるいはトレシューを履いて、スパイクを持って移動したりします。また低学年の場合は、トレーニングシューズだけでOKだったりもします。それからピッチャーは、スパイクの片方(軸足)のつま先にピッチャーカバー(Pカバー)を取り付けてもらうことがあります(買うときに言えばだいたい付けてくれます=そんなに高額にはならないです)。ピッチャーをやる子は付けた方がスパイクが長持ちします。

 この写真には、ありませんが、冬場は寒いので、上に着るジャンパーウインドブレーカーなども、チームでお揃いのものがある場合が多いです。こちらは希望者だけが買う場合が多いですが、やぱり、お古を譲ってもらったり、お母さんネットワークでゲットできることもあります。試合では脱ぐので、お揃いじゃなくても大丈夫なことが多いですが、他の子がみんな揃えてたりすると、自分だけ違うのはイヤだなあ、って感じるお子さんもいるかもしれません。

 また、練習用のTシャツを揃えているところもあるし(Tシャツスタイルのユニフォームを試合用として採用しているチームもあります=その方が安上がりっですよね)、あるいは、お母さんたちが、応援用のTシャツウインドブレイカーを揃えていることも多いです。なので、お母さんも出費が必要になる場合があります。

 それから、高学年生や野球のレベルが高いチームでは、監督がユニフォームの下に「スライディングパンツスラパン)をちゃんと履け」という指導をする場合もあります。スライディングパンツは、ユニフォーム(下)の下に履く、パッドが入ったパンツで、スライディングをする際にはあった方がよいです(蒸れるので、下着の代わりに履きます)。また、お子さん自身がレベルの高い野球をするために必要と思って買ってもらう場合もあると思います。が、最初から買う必要はないです(短パン等で代用するのもアリです)。というのも、ユニフォーム自体にスライディングするところ(お尻や膝など)を補強してあるものがあったり、補強するためのパッドがあったりするんで。

 意外に忘れがちなのですが、ストッキングが落ちてこないように止めるゴムが入った「ストッキング止め」というものがあります。これは、選手の外見だけ見ても、どこにあるのかもわからないのですが、ないとストッキングがずれ落ちてきて、脛が守れなくなるし、審判に「直せ」と言われて試合が中断したりすると、野球選手としてもちょっとかっこ悪いし、そういう配慮ができていない(野球をわかってない=下手)と思われてしまうにも損なので、あった方がよいです。(そういう便利なものがあることを知らないお子さんもいて、ちょくちょく直している子もしますが、練習に集中できないので、それはそれで、お子さんがかわいそうだな、と思います)

写真がないとわからないと思うので、以下に貼っておきますが、「これを買え!」という意味ではないですw

 が、Amazonさんの画像をお借りしているので、画像をクリックすると、Amazonさんにの商品サイトに遷移します。(実際、画像を貼るためにアフィリエイト登録していますが、「アフィリエイトで儲けたい」と思っているわけではないです)

・スライディングパンツの例

スライディングパッド

ストッキング止めの例

※ストッキング止めの使い方、ユニフォームの着方等も別途、説明したいと思います。

野球の道具(バットやグローブ)のこと

 野球用品として、まず絶対に必要なのは、グローブです。グローブは使い込んで、自分の手の代わりになるものなので、ぜひ買ってあげてください(新品じゃなくてもよいです)。また、多くの野球の指導者は、「手入れをちゃんと自分ですること!」と教えます。ので、グローブを買ったら、革を長持ちさせるためには必要なオイル(グリース)も、買ってあげてください。オイルはそんなに高くないです。汚れを落とすクリーナーというものもありますが(たしかに、あった方が汚れが落としやすいですが)、ぼろい布を軽く濡らして汚れをふき取る等で、まずは大丈夫です。

 グローブは、特に小さい子には大きすぎないもの、重すぎないものがよいです。また、固いと柔らかくなるまでに時間がかかるので、柔らかいものを選ぶか、お店で柔らかくしてもらうこともできる(やり方も種類があります)ので、相談してみるとよいです。

 また、キャッチャーミットファーストミットなど、グローブとっちょっと形状が違う、特殊なグローブ(ミット)はーーとくにキャッチャーミットーーは、チームで用意していることがほとんどです。なので、買わなくてもよいです。ファーストのレギュラーになった場合、もしかしたら、専用のファーストミットが必要なるかもしれませんが、そうなってから考えたり、お子さんと相談すればよいです。

 それから、キャッチャーが着ける防具類(プロテクター、レガース、マスク<面>など)は間違いなくチームで用意しているはずです。なので、これも買う必要はないです。

 バットも、じつは、いきなり買わない方がよいです。実際に野球を始めてから、どのくらいの重さのものが振れるのか、練習をしてみてから、監督やコーチがアドバイスしてくれると思うので。また、バットはチームでもある程度用意しているところも多いので、その中で、お子さんに合ったものを使わせてくれることも多いと思います。とくに入部したての時は、借りればよいです。なので、慌てて買わない方がよいでしょう。

 ただ、熱心に野球をしたい子は、普段から素振りをしたりするので、やる気があるのなら、買ってあげてもよいと思います(とくに、バッティングが上達するためには、この素振りが必須です)。ただ、バットは材質から、長さ、太さ、バランス(重心の位置)などが違い、じつにいろいろな種類があるので、よく調べてから買った方がよいです。(できれば、ちゃんと振れるお店で振ってから買ってください)(※バット選びも別途説明します)

 また、中古やメルカリなどでも結構売られているので、いきなり高い新品を買わなくても、大丈夫です。また、バットも、ユニフォーム等と同様、お母さんやチーム関係者のネットワークで入手したり、借りれることもあると思います。それから、チームによっては、「これが合っていると思うよ」っていうバットを監督が選んでくれて、家にも持って帰って「家で素振りもしなさい」っていう場合もあります。その場合は、とくに買わずに、借りておけばOKです。また、力が付いてきたり、体が大きくなってきたら、バットも変えないといけないので、そういう場合は、次のタイミングで買う、ということでもよいと思います。

・ストッキング の例

・アンダーストッキング の例

・一体型のイージーソックス の例

 ※ただし、これ(↑)は1部(6年生)、2部(5年生)とかでは見かけないです。3部以下(4年生以下)が使ってる印象があります。

 それ以外に、必要になるものを挙げておきます。

意外にこんなものも必要になります!

 練習や試合のために移動したり、夏場一日練習したり…というところまで、しっかり野球に取り組むようになると、他にもいろいろなものが必要になります。高学年で試合にも出る場合、こんなものも必要になりますよ、というものを以下に挙げておきます。(もちろん、チームに入って確認してから用意すればよいので、慌てて買う必要はないです!)

 また、低学年の場合は、何年も先の話なので、慌てないでOKです! あくまでも、お子さんが何年も本当に野球を続けた場合には、将来的に必要になりますよ、っていうことです。(もし、何年も野球チームに入って、練習や活動を続けられたとしたら、それだけでとてもすごいことです! 小学生に子供がキツイ練習を暑い中、寒い中でももし続けられたとしたら、それだけで本当にえらいことなので、十分褒めてあげてください!)

必要なもの必要度概要・説明
バッググローブやスパイク、着替えのアンダーシャツ、また可能な場合はバットを入れたりもするため、道具やお弁当を持って移動するためのバッグは必要になります。「バット入れ」がついているリュック型のものが、小学生の時は便利だと思います。
弁当箱高学年になって1日練習や、午前と午後にまたがって試合や大会がある場合、お弁当は必須です。また大会のスケジュールによっては、十分な食事時間がないので、「おにぎり2個」「ゼリードリンク」等の指定が監督から入る場合もあるかもしれません。冬場は保温性が高いものがよかったりもします。
水筒(ジャグ)夏場の1日練習では、1リットルくらい入っていてもなくなってしまうので、みな持てる限り、大きめの水筒を用意することになると思います。冬場は、そこまで大きくなくても大丈夫です。
自転車練習場所や試合をするために移動する際、(高学年になると、とくに)チームで自転車で移動します。なので、自転車は必須になります。また、かごに道具や水筒を入れる場合もあるので、大き目のかごもあった方がよいです。
ホッカイロ、ひんやりタオルなどホッカイロや、水に濡らすとひんやりする手ぬぐい・タオル類など、暑い時、寒い時それぞれに必要なものがあります。とくに夏場は、熱中症対策も必要になるので、チームからこういうものを用意しておいて、という話もある場合があります(塩分チャージ系の飴など)。また、お母さんたちが交代で、氷や塩分補給のモノを用意したり…ということもあったりします。

・バッグ(バット収納付きのリュック型のもの)の例

※上のバッグでは斜めにバットを通す部分があるのがわかります。

・スポーツジャグ(1.9リットル) の例

※5,6年生になると夏場の1日練習では、これくらい大きいのが必要になります(それでもなくなります)。

見学や体験会に初めて行く時は何を持っていく?

 初めて野球チームに行く時、とくに「見学」や「体験会」に行く場合は、持っているなら、帽子(野球帽=好きなプロ野球チームのものなどでOK)とグローブ(←持っていれば! ない場合は「なし」でも可)、運動靴(運動ができるシューズ)とスポーティな服装(ジャージ、Tシャツとか)、水分補給のための水筒 があればOKです。

 そこで実際に野球を体験して、お子さんが「やりたい」って言ったら仮入部という感じになると思います。そうなったら、何を買えばよいか、用意すればよいか、聞いてください。

 あらかじめ「体験会には〇〇持参で」と書いてあったり、言われていたら、それに従ってください。

初めての日に何もできなくて大丈夫!! 安心して!!

 それから、野球って、意外と難しいので、初日から打てる、投げれる、捕れる子はほとんどいないです。最初は、キャッチボールもできないし、バットもビールに当たらないどころか、満足に振れないことが多いです。なので、最初は、特に初日に全然野球らしいことができなくても、まったく気にしなくて大丈夫です。(ちゃんとそこからコーチが教えますから!)

 むしろ、ボールの扱いは何もできなくても、「足が速い」だけでも、監督やコーチは「やった!」「ぜひ入って!」って思ってるはずです。あるいは、「声が大きい」とか「ちゃんと返事ができる」だけでも「ラッキー! 超有望!」って思っています。これ、ほんとです! また、人数が少ないチームの場合は、「とにかく入ってくれればOK!」ってことも多々あります。何しろ、人数がいないと何もできない(練習でもやれることが限られます)。もちろん、試合もできないし、チームの存続すら危うくなりますから。

 でも、一番なのは「野球が好き」ってこと。野球が好きな子が入って来てくれることほど、うれしいことはないです! また「好き」っていうことが一番大事だと、自分は思っています。「好き」なら、がんばれるし、努力できるし、工夫もする。すべての原動力は「好き」っていう気持ちから、だと思っています。

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