自分は、少年野球から中学・高校の野球部、その後大人になってからも複数の草野球チームで野球をしたのち、下の息子がたまたま少年野球チームに入ったことがきっかけで、その地元の少年野球チームのお父さんコーチをすることになり、そこで「成長する子供たちの姿」も「子供たちどうしのいざこざ」も「子供をとりまく親たちの葛藤」も「それを見守るお母さんたちの気持ち」も目の当たりにしてきました。
息子が卒業してからも、「お父さんじゃないコーチ」をやっているので、純粋に「野球を教える」ことの楽しさも難しさも日々痛感しています。
また、一方で、息子が卒団してからは、草野球チームにも復帰して実際に自分が野球をする側のプレイヤーとしても、日々「もっとうまくなるのはどうしたらいいんだろう?」と考えています。
そんな中で、自分のための備忘録としても、また野球が好きなった子供たちやそのお父さんのためにも、参考になれば、と「少年野球」ついて、ネットで記事を書くようになりました。とくに、子供たちが「初めて野球に触れる」ことが多い、少年野球チームでの練習や経験がその後の野球人生にとって、とっても大事だなあ、と痛感したので、その経験から参考になれば、「お父さんのための野球教室」的な記事をよく書いています。
が、さらに、痛感したのはその子供たちやお父さんコーチを見守ったり、応援してくれたり、助けてくれるお母さんたちの存在の大事さ、です。むしろ、お母さんたちにも、野球を好きになってもらい、野球を楽しんでもらい、応援してもらいたい、という思いです。でも、自分を含めて、野球チーム側が、今までお母さんたちにはあまり、ちゃんと説明ができてなかったことも多いんじゃないかなあ… と思い、むしろお母さんたちにもっと野球を知ってもらうための記事を書こうと、このサイトを始めることにしました。
とくに「少年野球を始めたばかりのお子さん」を持つお母さんの参考になれば、と思います。
【おまけ】筆者の野球経験について
じつは、けっこう年齢はいっちゃってまして、すでに50代です。でも野球ってもっと歳を取ってもできるスポーツなんですよね。とはいえ、自分は一時は(40代の頃に)プレイヤーとしては「もういいや」って思っていたんですが、野球をする子供たちを見て、自分もまたやりたくなってしまい、草野球チームに復帰しました。しかも、40代で肩も肘もボロボロになって、ピッチャーも一度は引退しましたが、50歳半ばにして、再びピッチャーにも復帰しようと筋トレをしたり、ピッチング理論も常に最新のものを勉強したりしています(フォームも改造中ですw)。
ちなみに少年野球チーム時代は、投手で4番で、地元の市の大会で優勝してMVPのトロフィーをもらったこともありました。中学時代も途中まではピッチャーで4番でしたが、肩を壊して、その後ピッチャーからファーストになりました。
高校時代も4番を打っていましたが、やはり肘を壊して、ピッチャーから外野手になりました(自分は左利きなので、守備はピッチャー、ファースト、外野しかできないです)。
でも、そんな感じだったんで、プレイヤー時代は、自分が試合でいい成績を残せれば満足という、正直に言うと、自分勝手な選手だったなあ、と思います。小・中・高と、控え選手になったことが一度もないし、裏方に回ったことがなかったわけです(中学・高校の野球部時代を振り返ると、レギュラーになれなくても、裏方でチームをサポートしていた部員もいたわけで、彼らのことを思い出すと、彼らこそ本当に偉いやつらだったと痛感します)。
その後、20代では仕事ばっかりで余裕がなく、全く野球をやらず、30代半ばになってから誘われて草野球をするようになり、その後さらに会社で野球チームを作ってしまいました。自分が作ったということもあり、野球経験者が少なかったこともあり、そこから数年間は自分がずっとピッチャーをやっていました。また、4番を打っていました。そこで、改めて野球の楽しさ、また野球をするチームのメンバーって大人になっても、仕事とか社会的な地位とか関係なく、仲良くなれるかけがえのない仲間になれるんだなあ、と痛感しました。
その後、40代になって、だいだん体が衰えて、肩も肘も壊して、膝もやってしまい、徐々に野球から離れていた時に、息子が思いもよらず、野球を始めることになった、っていうわけなんです。上の息子は全く野球をやらずに、バスケ部に入ったので、とても意外でしたが、そのことが自分がプレイヤーとしてではなく、別の角度から野球を見たり、子供たちが野球をするのを見る機会を与えてくれて、再び自分が野球ともっともっと深く付き合えるようになったきっかけなので、下の息子にはとても感謝しています。
P.S. 息子は、今は中学生でピッチャーをやっています(エースではないです)。不思議なことに、息子もやっぱりピッチングが好きみたいで、ピッチングの練習方法や理論等については、息子ともいろいろと話をすることもあります。